こんにちは中山です。
足立区平野で建築中のLCCM住宅I様邸・・・
チークの床もあと少しで仕上がります。
小屋裏にあがる階段も施工されました。
2階子供部屋の勾配天井を見上げていた時・・・
ふと思いました。
棟換気の必要性です。
木造住宅では重要とされつつも、
疎かになりやすい躯体の通気換気。
近年、住宅の気密性、断熱性が向上し
快適な環境を少ないエネルギーで実現できるようになりましたが、
一方で躯体への水分が乾きにくく劣化による事故なども耳にします。
例えば屋根裏の結露問題などです。
リフォームに携わっていた頃、
実際に目にしたことがあります。
初めて家づくりをしようとする場合、
目を向けられることが少なく
販売するの営業でも構造を知らない方もいるので気がつかない。
断熱、気密をするのは良いことですが、
湿気の逃げ道が閉ざされると、その先にあるのは劣化です。
鉄は錆び、木は腐る。
耐震強度も錆びや劣化には弱い。
屋根裏の通気の必要性・・・
思っている以上に
温熱環境や劣化に影響する重要な場所。