こんにちは中山です。
2020年に「改定省エネ基準」が義務化されることもあり、
家の断熱性能について関心度も高くなってきたようにも思えます。
ご来場されるお客様もかなり勉強されており、
細かい質問を受けることもよくあります。
最近はどの住宅会社も「高気密、高断熱」
と省エネルギー性を重視する傾向。
しかし、はじめて家づくりをする方にとっては
どこも同じように見えてしまい、
何を基準に判断してよいのか迷うところかと思います。
そこでひとつの物差しをお伝えします。
断熱性能を表す基準がUA値
気密性能を表す基準がC値
既にご存知の方も多いかと思います。
C値は実測すれば明らになるので比較的シンプル。
でも断熱性能という部分は考えているよりも
意外に曖昧なまま判断している方も多い。
断熱の施工方法の違いでさえ、
住み心地にも影響する実情があるので、
ここは曖昧にはしたくないところです。
例えば住宅会社のホームページを見て
UA値○○という記載があれば、
その通りに設計してくれると思うはずです。
でも表示方法ですが、
建築確認申請や
長期優良住宅認定通知書などでは
その数字は出てきません。
そこで2017年4月に建物物省エネ法が施行され
BELS(ベルス)という新たな基準が示されました。
BELSは、建築物省エネルギー性能評価制度のことで、
新築、既存の建物において、
省エネルギー性能を第三者評価機関が評価し認定する制度です。
ここにはUA値が明記されます。
今までの性能評価はもちろん
この制度を受けておくことで、
もし将来家を売却するということなった場合、
他の住宅との差別化にもつながっていきます。
性能評価の取得は義務ではないので
会社がどう考えて家づくりに取り組んでいるかによります。
性能評価書を何も取得しない会社もありますが、
今後はこの制度が基準になってくると思います。
理由のひとつとしては、
国が目指すZEHやLCCMと長寿命化の取組です。
その背景には中古市場の活性化があります。
以前にもブログで紹介しましたが、
↓ホームインスペクションの制度です↓
高砂では
長期優良住宅認定、設計住宅性能評価、建設住宅性能評価
BELSの取得を基本としています。
加えて、建物価値保証というベストバリィホームシステムを
採用しています。
↓建物価値保証はこちら↓