こんにちは、中山です。
シロアリ対策・・・
初めて家を建てる際、どうお考えですか?
リフォーム工事をしていた頃は、
シロアリが発生していた現場も目にしてきました。
コンクリートで囲われた在来浴槽などは、
床下に潜っただけでは見えない部分もあったりします。
解体してみたら、柱を伝わり梁の近くまで達していたのもありました。
食べられた木材を見ると
クロワッサンの断面みたいな感じです。
コロニーを見てみると”うじゃうじゃ”
あまり見た目がいいもんじゃないですね・・・
実際に直面してみないと
危険性はなかなか伝わらない。
最近は、北海道仕様、北欧仕様、
といった高断熱化が進んでいます。
そこで気になるのはシロアリ生息地域。
寒さの厳しい、
北海道よりも北に位置する
ヨーロッパでのシロアリ被害、
あまり聞かないですよね。
日本は高温多湿で
夏は蒸し暑く冬は寒い。
シロアリは生息しやすい。
その事も踏まえた家づくりが大切なところ。
防蟻処理は曖昧で
新築時は土台から1メートルの範囲で塗布されるが、
その後は、壁で囲まれてしまうため、
柱には二度と行うことができない。
国土交通省の調べでは、
防蟻効果が切れる5年から10年以降がシロアリ発生率は高くなる傾向。
柱や土台等にまんべんなく薬剤を行う方法もあります。
しかし人が家で長年健康的に暮らすことを考えると
あまりベストとは思えない。
どんなに人に害がないとはいっても
薬剤であることには変わらない。
なんといっても木材に可愛そう。
本来、木は呼吸してだんだんと強くなるもの。
長持ちするには木の特性を生かしてあげること。
日本の気候に合った暮らし方や環境に目を向けたいところ。
湿気対策ができていないと、
木材は腐る、鉄は錆びる。
人はカビなどで病気になりやすくなる。
シロアリが活発に動きだす