こんにちは、中山です。
最近は住宅ローンに本当に詳しいお客様が多いですね。
貸出金利だけでなく、融資諸費用、団信の負担など、
事前にシュミレーションしている方もいらっしゃいます。
さて、よく感じるのが、
お客様と金融機関とのニーズのギャップ。
借りる側は少しでも負担を少なくしたい・・・
貸す側は少しでも高く収益をあげて
しかも貸し倒れリスクを抑えたい・・・
そのバランス次第で貸し借りが決まってしまう。
以前に審査金利の話をしたのを覚えていますでしょうか。
実際に借りる利率で融資の査定は行われないということ。
変動金利などは貸出金利が1%でも将来の変動リスクを踏まえ
審査する金利は3.5%と高めの設定。
反対に固定金利などは変動リスクはないので、
貸出金利とほぼ同じ利率で査定がされることが多い。
ところが必ずしもこの条件ではないところもあったりするんです。
35年固定金利1%なのに査定する金利は3.4%・・・なぜ??
金融機関は保全を優先したいんだなと思う一方で、
ブレーキをかけたくなる気持ちもわかるところ。
なんといっても、
史上最低の金利、金利・・・とにかく安い。
10年前は3%前後で推移していたのが今では1%を切っている現実。
2009年のリーマンショックを境に右肩下がり。
金融機関から見ると利息収入は約5分の1以下。
3000万円を35年ローンで計算すると、利息だけで1200万もの差がつく。
金融機関の競争が激しい・・・
そういつた中、建物の性能や収益面に目を向け金利を優遇する金融機関も少しずつ見かけます。
長持ちする家、太陽光の収益も収入の加算し査定するところ。
集まる顧客層にも少し気が付き始めたよう。
現実は厳しい・・・
ブレーキをかすぎるとお客様は他の金融機関へと流れてゆく・・・
やっぱり条件のよいところを探しますよね。
こんな状況なので
借りる側にとっては比較的有利な環境なのではないかと。
今年は家は決め時かもしれませんよ!
↓こちらもどうぞ↓
来年は決め時ゼッチ失火法融資先を決めずに・・