こんにちは、中山です。
正月三が日を過ぎると、いつものモードへ・・・
今日から仕事初めという方も多いのでは。
スイッチは切り替えられていますか。
最近のこと・・・
高気密・高断熱というフレーズでのCMやカタログ・・・
以前よりも多く耳にするようになりました。
時代の流れを感じます。
今から18年前の平成11年、
住宅の品質確保の促進等に関する法律が施行され、
省エネ基準も決まった。
それから高断熱化にむかい
高気密、高断熱住宅という家が注目されるようになりました。
そして家の隙間相当面積の指標となるC値という
基準に目が向けられるようになった。
でもそれが、いつの間にか曖昧になる。
世の中の高気密・高断熱と宣伝している会社・・・
気密測定はあまり行われない現実。
そして平成25年10月に改正省エネ基準が施行される。
高気密という基準・・・・
18年経った今も何もかわっていない。
家の快適性や空気環境に大切な役割を果たす気密性・・・
そんなC値という考えはいつの間にか消えてしまった。
せっかく見直しされ改正された省エネ基準・・・
そこには何も表記されていない・・・
カタログはとても綺麗に見えてしまう。
断熱性能はいかにも良さそうに見える。
繊維系も、吹き付けも、板状の断熱材も、
すべて同じように見える。
そしてよく見せるための様々な工夫がある。
これがまた厄介であり惑わされてしまう。
無機質系断熱材と書けば聞こえも良い。
しかし実際には何をつかっているのか初めて見る人は勘違いしやすい。
素直にグラスウールやロックウールと表記すればわかりやすい。
そこで何が最も良いのか、
数値を頼りに色々と情報収集し比較検討する。
ネットや紙面などで情報を得るのは必要。
ところが本当に確かめたいと思う情報はそこにはない。
眼で見て確かめ、快適性は肌で感じ・・・
実際に建った家を見て過ごしてみないと実態はわからない。
スーパーで食材を買うとき美味しいかどうか試食する事がある。
車も乗り心地が良いのか試乗して燃費も確かめる事がある。
しかし一生に一番高い買い物になるはずの家は?・・・・
・・・独り言。