融資のお話し・・・

昨日は鏡開きでしたね。
成人式もめでたく終えると、お正月気分もなくなった頃・・・
みなさんはどうお過ごしになりましたか。

さて、今年こそ土地を買って家を建てたい・・・
そんな方に向け、融資の事前審査について少しお話しをしたいと思います。

たいてい、土地を買って注文住宅を考えていく場合、
家の間取りはゆっくり考えていきたい、
と考える方が比較的多いかと思います。

なぜなら、注文住宅を選ぶということは、こだわりたいから。
そんな折、土地の買付を行おうとしたとき、
急がざるを得ない問題にぶつかることがあったりします。

最近は、買付申込みを行う場合、
事前審査の承認を得たてからでないと受付をしない、
という不動産会社が増えたように感じます。

そうなると買いたいタイミングにすぐ押さえらず、
先を越されるという可能性も考えられます。

売主の立場で考えると早く資金化してもらいたい。
買主の立場で考えるとゆっくり進めていきたい。
というようなギャップがあるんです。

もしも売主の立場だったらどうでしょう・・・
早く売ってもらいたいと思うのが心情ではないでしょうか。

こうした中、注文住宅で進めていく場合、

建てたい建築会社が決まってる方が
全体の資金計画が立てやすいのでベスト。
というのも、銀行によっては建物の工事請負契約が決まっていないと、
土地の先行融資を受けないところもあるからです。
条件のよい銀行ほど特に・・・

住宅ローンは家を建てることを前提に行う商品です。
極端な話をすると、
土地を買って家を建てるかどうか期限の定まらないとろへの
融資は対象外ということになります。

そうなると家づくりのスケジュール・・・
土地を買ってから注文住宅で家を建てる場合、
概ね1年以内の完成がひとつの目安となります。

土地から考える場合、
考えているよりも、意外にあわただしいものです。

ゆっくり考えたいという方は、
融資のことや、建てたい会社をよく絞っておいた方が
後々せわしくならないかと思います。

また不動産の売買契約には、融資を受けて買う場合には
ローン特約という条項が盛り込まれることが多いです。
これは万が一融資が通らなかったら白紙撤回という内容です。

実はここも重要です。
とりあえずどこかの銀行にしておけばいいや・・・
と安易な気持ちで売買契約上に記載した場合ですが、

例えば、
とりあえずの銀行で審査がOKになったとしましょう。
でも本命のは他行。

ところが、本命の銀行から融資が断られた場合でも
対象としている銀行は売買契約に記載している部分なので
白紙になるわけではありません。

怖いのは、本命でない銀行では諸費用は出ない場合でも
どうにか工面しなければいけないというところ。

銀行が融資対象とする範囲は各行とも同じではありません。

仲介手数料といった諸費用は融資の対象とならない銀行もあります。
手元の資金にゆとりがあればいいですが、
もし自己資金がなければ、どうにかして賄うほかありません。

もしも「とりあえず、どこかの銀行に事前審査の承認を受けておけば大丈夫かな」
と考えてたとしたら、本当に融資を受けたい銀行を決めるておくことをお勧めします。

金融の情勢は常に変化しています。
続く・・・

高砂建設 川口支店 中山

埼玉 東京 注文住宅 外断熱 ソーラーサーキットの家 SE構法 リフォーム 西川材 宿泊体験 体感モデルハウス