隣の芝生は青い・・・
他人のものは自分のものに比べると
なんでもよくみえて羨ましくなる、
といった意味ですが・・
隣の畳は広い・・・
こういうことわざはありませんが、
住宅業界では、
30坪で、同じ間取りなのに、
自分の家よりも他人の家の方が広いこともあるのです。
図面上に描かれた、6畳間。
全く同じモジュールで書いているプラン、
家の構造によって広さが違ってくることはないのか・・・
こういうところに、目を向けて図面を見たことはありますでしょうか。
住宅業界にいる者にとっては、
あたりまえに感じていることでも、
はじめて家のプランを目にする人にとっては、
意外に気が付かない盲点。
住んでみたら、なんでこんなに狭いの・・・
なんてこともよくあります。
図面に描かれている寸法は、あくまで壁芯です。
お客様が実際に知りたいのは部屋の有効寸法です。
木造在来工法、ツーバイ、鉄骨、RC
それぞれ柱や壁の厚さもかわってくるので、
プランを見るときには、有効寸法も確認しておくことが大切です。
引っ越ししたら、家具が納まらない・・・
よくある話です。
私としては、持ち込む予定の家具などの寸法も
事前に知っておきたいところ。
団地サイズの畳・・・
最近はあまり聞かれなくなった言葉ですが、
集合住宅の畳サイズと、戸建てでは大きさが違います。
ちなみに、畳を交換する場合、
事前に畳屋さんが採寸をするのはご存じでしょうか・・
畳の寸法は一律ではありません。
隣の畳は広い・・・
何を言いたいかというと、
家の構造を知ることは、家具などの配置にも影響するので
知っておくことが大切という意味なのです(自論ですが・・・)。
いかがでしたか。
高砂建設 川口支店 中山