家の断熱工法・・・
大きくわけると2種類、
柱などの構造材の間に充填する「充填断熱」
柱などの構造材の外側にくるむ「外張断熱」
次に考えるのが使う断熱材、
自然系の、セルロース
プラスチック系の、ポリスチレン、硬質ウレタン、フェノールなどの板状
発砲ポリエチレンなどの現場発泡
鉱物系の、ロックウール、グラスウールなど綿状
用途や家づくりの考え方によって、
各社とも色々と使い分けているところですが、
この断熱材、
なぜか、壁ばかりに目が向いてしまいがち。
最近は吹き抜けといった大空間の間取り、
小屋裏の有効利用といった、素敵な家を雑誌でよく見かけます。
屋根の断熱方法を間違えると、せっかくの素敵な家が
反対に住み心地が悪くなってしまうこともあるので、
プランも含めてよく検討しておくことが必要です。
夏場は屋根面の温度は壁面よりも高くなります。
冬場は室内の暖かい空気は高いところにいきます。
壁体内結露という言葉を聞いたことはあるかと思います。
では屋根面の結露は?
夏に小屋裏が暑くなる家は、
冬は水蒸気が発生しやすい石油ファンヒーターなど
を使うと、暖かい空気と一緒に水蒸気も上昇し、
温度差が激しい小屋裏で結露が起こる危険性もあるので注意が必要です。
お客様にどんな断熱方法をお考えになっているか
住まいの方向性について確認することも含め、
お聞きすることがよくあります。
屋根の断熱方法をお聞きすると、
どういう方法があるんですか?
と反対に質問が返ってくることが多いです。
部分的なところでなく、、
屋根、壁、基礎、と家全体がどういう断熱になっており、
どんな構造になっているか知っておくことが必要です。
屋根の断熱方法・・・
冬と夏に対する結露や遮熱、
プランによっては、快適性に影響するところ。
さらに、紫外線や雨風により
経年劣化はもちろん、万が一の雨漏りの危険性に対して
予防しておかなくてはならない大切な場所。
施工方法がどうなっているか、確認しておくことはとても重要。
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8月21日予防対策(続き)
詳しくお知りになりたいという方は、
気軽にご質問ください。
高砂建設 川口支店 中山