家のメンテナンス・・・
住宅は建てて終わりというわけではありません。
直射日光や雨風にさらされれたり、
シロアリに対する予防がであったり、
年数が経過すれば、何かしら手を入れる必要が出てきます。
そうしたとき、できるだけメンテナンスは容易で
あった方が、費用や手入れのしやすさなど、
色んな面で、何かと都合がよいところ。
そんな中、気になることがひとつあります。
住んでからコンセントを増設したいというとき。
たいてい天井裏の懐や床下から壁などを通して配線をしますが、
構造や、断熱方法が理由で配線が通せず増設が難しい。
ということがよくあります。
断熱材が邪魔だったり、横桟があったり、
構造材が邪魔で天井から配線が通せない、
というのが主な理由。やろうと思えばできますが、
断熱材を削る、構造材に配線を通す穴をあける、
それがだめなら、外壁に穴をあて外から通す、
壁もだめなら最悪基礎から・・・
さすがに基礎を考える人はいませんが、やろうと思えばの話しです。
こういうことを嫌がる方も多いので、
仕方なく、露出配線で我慢。ということもしばしあり。
最近は性能をよくするために、壁の中に隙間なく
断熱材を組まれることが多いかと思います。
いい面もありますが、
先々のメンテナンスはもちろん、
新築で施工する際も、注意が必要です。
コンセント本体周辺の気密が不十分だったり・・・
今のことだけでなく、
先々のメンテナンスの容易性、着目しておきたいところ。
外張り断熱の場合、層があるので、その点では容易。
たかがビス、されどビスもどうぞ→
2015/08/02
高砂建設 川口支店 中山