「鈴木君、俺の話を聞いてくれ」
「はい、どうぞ」
「昨日、病院の駐車場に車を止めてて
帰ろうとしたら、同じような場所に
同じような車があったから
てっきり自分の車かと思ってさ・・・」
「ああ、そういうことありますよね」
「それで鍵を開けようとして、ボタンを押したの」
「開くわけないですよね」
「ところが開いちゃったんだよ」
「えっ???そんなことあるんですか?」
「だから気付かずに乗り込もうとしたらさ・・」
「うんうん、それで?」
「後ろから≪すいません、私の車ですよ≫って言われちゃって」
「えっ?じゃあ何で鍵が開いちゃったんですか?」
「その人と俺がまったく同じタイミングでボタンを押したらしいんだ」
「へーーー、そんな偶然あるんですね」
「ねっ、凄いでしょ。でも話はこれで終わらない・・・」
「はっ???」
「すぐに娘が来てさ、自分の車に乗りながら≪いやー、さっき
あの車と自分の車を間違えちゃったよ≫って言ったらさ
≪お父さん、あの車はベンツだよ。どうやったら間違えるのよっ!!≫
ってバカにされてさ・・・」
「ハハハハハ・・・それは面白い」
「確かにあの車のドアを開けた時に、ずいぶんドアが重くなったな。
あとでCRCかけるかな・・・なんて思っちゃってさ」
「ハッハッハ、CRCですか。ところでその時は
車は何だったんですか?」
「俺がいつも乗っている、あずき色の軽自動車だよ」
「ずいぶんあつかましい間違えですね」
↑↑↑↑↑師匠 井澤さん(本日のネタ提供者)
超長期住宅先導的モデル事業 200年住宅 ソーラーサーキットの家
+ 高砂建設 営業部 鈴木裕之 +